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製品情報SOLIDWORKS Plastics

SOLIDWORKS Plastics製品情報
SOLIDWORKS Plasticsとは

SOLIDWORKSアドインの設計者向け樹脂流動解析ソフトウェアです。製品設計や金型設計時に射出成形のシミュレーションを実施することで、成形不良を予測し、より良い設計に役立てることができます。

Product Outline 製品概要

SOLIDWORKS Plastics(ソリッドワークス プラスチックス)とは

  • SOLIDWORKS上で作成したCADモデルに対し、操作感はそのままで・素早く・手軽に 射出成形シミュレーションを実施することができます。
  • 金型内の樹脂の挙動をコンピューター上で計算し再現することで、流動パターンや圧力、温度、収縮量、ウェルドラインなどの予測が可能です。
  • 製品形状やゲート、 樹脂材料などを変更して解析を繰り返すことで、より良い設計へ活かすことができます。
  • 従来からの実際に金型を製作して試作・修正を繰り返す手法と比べ、解析によって不具合の予測をすることで金型修正回数の削減が可能となり、開発コストの低減に繋がります。
  • SOLIDWORKS Plasticsユーザーインターフェース

使用目的に合わせて3つのパッケージから選択できます

  • SOLIDWORKS Plastics Standard

    充填解析

  • SOLIDWORKS Plastics Professional

    Standard機能 + 充填解析(多数個取り)、保圧解析

  • SOLIDWORKS Plastics Premium

    Professional機能 + 金型冷却解析、反り解析

     

    各パッケージにおける機能の詳細や比較は「パッケージ製品」に記載しております。

  • SOLIDWORKS Plasticsの3つのパッケージ

>> SOLIDWORKS Plastics 新機能紹介

Features 特徴

SOLIDWORKSで部品設計から成形性の評価までを完結

  • SOLIDWORKS Plasticsは3D CAD SOLIDWORKSに完全に統合された樹脂流動解析ツールです。
  • モデリングとシミュレーションをシームレスに行き来することができ、設計変更を即座に検証することが可能です。別々のソフトを使用する場合と比べ、モデルのやり取りにかかる時間を大幅に短縮できます。
  • 操作性に定評のあるSOLIDWORKSと同じ操作性で解析を行うことができます。難しい操作を新たに覚える必要がなく、習熟期間を短縮できます。
  • モデル品質は解析精度に大きく影響します。ジオメトリの不具合があった場合もSOLIDWORKS CADの機能で修復できます。

    SOLIDWORKSは主要な3D CADネイティブデータや各種中間フォーマットのインポートに対応しています。インポートしたモデルに不正なジオメトリがある場合にもCADの機能を使って検証や自動修復をすることが可能です。

    SOLIDWORKS製品はこちら

  • SOLIDWORKS CADと設計検証をシームレスにつなぐ
  • SOLIDWORKS PlasticsのGUIと操作性

分かりやすい設定画面と多彩な結果表示

  • 各機能はアイコンにまとめられており、直観的に操作ができます。
  • 解析結果はコンター表示やアニメーションによる動画表示、ベクトル表示など様々な表示方法で確認できます。
  • 同じウィンドウ内で異なる4つの解析結果を並べて表示することができ、解析結果の分析が容易に行えます。
  • SOLIDWORKS PlasticsのGUI
  • SOLIDWORKS Plastics解析結果の比較

材料データベースについて

  • 樹脂流動解析専用の樹脂材料データベースがあり、熱可塑性樹脂材料約4,000種のグレードが登録されています。
  • データベースに使用したいグレードの登録がない場合、追加登録が可能です。専用のインターフェースで物性値を入力することで登録できます。
  • 材料データベース
  • 使用可能な材料は4000グレード以上

多様なメッシュ作成機能

  • 製品形状と解析用途にあわせてメッシュタイプを選択できます。

    薄肉品に使用可能なサーフェスメッシュ(シェル)と厚肉・偏肉にも適用できる3Dメッシュ(ソリッド)があります。

  • 3Dメッシュの場合、SOLIDWORKS Plasticsでは樹脂流動解析に特化したハイブリッドメッシュが標準で採用されています。

    射出成形の充填工程では、固化層と流動層との間に大きな速度勾配、せん断熱が生じます。このせん断熱は樹脂の流動性やフローパターンに大きく影響します。ハイブリッドメッシュでは、解析精度を落とさずにパフォーマンス向上させるため、流動層に四面体要素、金型壁面に沿った固化層に五面体要素を生成します。

  • SOLIDWORKS Plasticsのメッシュ生成
  • SOLIDWORKS Plasticsのメッシュタイプ

Plastics Standard でできること

  • 成形品単体での充填解析が可能です。
  • 充填、ショートショット

    樹脂が金型に充填していく様子を可視化して検証します。
    末端まで樹脂が充填できなかった場合は、ショートショットして結果表示されます。

  • ウェルドライン、エアトラップ

    外観や強度に大きく影響するウェルドラインやショートショットやヤケなどの原因となるエアトラップを表示することができます。

  • ヒケ

    ヒケが発生する場所を予測することができます。

  • 射出位置アドバイザー

    ゲート点数を指定することで製品形状の中でバランスの取れた充填パターンとなる射出位置の設置場所を簡易的に計算し、表示されます。

  • 充填アニメーション
  • 充填、ショートショット
    充填、ショートショット
  • ウェルドライン、エアトラップ
    ウェルドライン、エアトラップ
  • ヒケ
    ヒケ

Plastics Professional でできること

  • 充填・保圧解析が実施可能です。

    充填・保圧・冷却工程を再現することができます。

  • マルチキャビティー

    スプール・ランナー・ゲートの作成が可能で、多数個取りやセット取りの解析が可能です。

  • 繊維配向

    フィラー入りの材料を選択すると、繊維配向の結果を得ることができます。

  • インサート成形・オーバーモールディング

    予め製造された部材と金型中で一体化するインサート成形や複数部品を同時に成形し一体化するオーバーモールディングにも対応しています。

  • マルチキャビティー、多数個取り
    マルチキャビティー
  • 繊維配向
    繊維配向
  • インサート成形 オーバーモールディング
    インサート成形 オーバーモールディング

Plastics Premium でできること

  • 充填・保圧・反り・冷却解析が実施可能です。
  • 反り

    離型後の収縮や反りを予測することができます。
    XYZの方向成分ごとに変位量を抽出して確認することも可能です。
     

  • 金型冷却

    金型冷却回路を含めて解析することで、金型の温度変化・温度分布を確認することが可能です。

    冷却解析で得られた金型温度分布結果を金型温度として用いることで充填解析以降の解析精度向上に寄与します。

    また、金型温度分布の結果から熱溜り領域を見つけることで、効率の良い冷却回路設計に役立ちます。

  • 反りアニメーション
  • ソリ
    ソリ
  • 金型冷却
    金型冷却

Package Products パッケージ製品

  Standard Professional Premium
充填解析
メッシュの確認・修正
材料のユーザー登録
ウェルドラインの評価
ショートショットの評価
エアトラップの評価
ヒケの評価
型締力の評価
多点ゲート設定
レポート機能
繊維配向計算
スプルー・ランナーの設定
充填・保圧多段設定
保圧解析
多数個取り・セット取り
インサート解析
オーバーモールディング
金型冷却解析
反り解析

Case Study 事例

  • SOLIDWORKS Plasticsで製造期間・コストを30%短縮
    SOLIDWORKS Plastics

    SOLIDWORKS Plasticsで製造期間・コストを30%短縮

    • SOLIDWORKS Plastics
    詳細を見る

Operating Environment 動作環境

SOLIDWORKS Plasticsの動作環境は、SOLIDWORKSと同一です。SOLIDWORKSの動作環境をご確認ください。

Implementation Flow 導入までの流れ

  • お客様のご要望をヒアリング
    ヒアリング
    解析の種別、内容、評価したい項目 等
  • 複数のソフトから最適なものを選定します
    ソフトご提案


    お客様ご要望に最適なソフトを選定し、ご提案します。実際のソフトの画面や動作などもご覧いただけます。なお、ご提案内容に合わせて、「無料体験セミナー」や「ベンチマーク」も行いお客様要望にあったソフトであることをご確認いただきます

    「ベンチマーク」とは?
    一般的に解析ソフトはCADと比較しても高額となります。そのため、十分な費用対効果が無いと導入が難しいです。ベンチマークは、どのような解析が出来るのか、実際の現象と比較した差異はどうなるのかなどを検証する作業となります。

  •  導入後の運用も踏まえたご提案をいたします
    お見積り提示
    ソフトの費用と必要に応じて以下の項目についても合わせてご提案します

Trial 無料体験版

SOLIDWORKS Plasticsを無料でお試しいただけます。
体験版のお申込みはこちら

 

ご注意:
SOLIDWORKS のトライアルは、購入を検討される商用版ユーザーのお客様による評価目的にのみ提供されます。

School & Support スクール・サポート

  • SOLIDWORKS Plastics 無料体験セミナー

    SOLIDWORKS Plastics 無料体験セミナー

    開催日お問い合わせください
    • SOLIDWORKS Plastics
    • 無料体験セミナー
    • 来場型
  • SOLIDWORKS Plastics Standard

    SOLIDWORKS Plastics Standard

    開催日12/5(木)、1/9(木)、2/18(火)、3/10(月)
    • SOLIDWORKS Plastics
    • 来場型
    • 操作スクール
  • SOLIDWORKS Plastics Professional

    SOLIDWORKS Plastics Professional

    開催日12/5(木)~6(金)、1/9(木)~10(金)、2/18(火)~19(水)、3/10(月)~11(火)
    • SOLIDWORKS Plastics
    • 来場型
    • 操作スクール
  • SOLIDWORKS Plastics Premium

    SOLIDWORKS Plastics Premium

    開催日12/5(木)~6(金)、1/9(木)~10(金)、2/18(火)~19(水)、3/10(月)~11(火)
    • SOLIDWORKS Plastics
    • 来場型
    • 操作スクール
  • 【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Standard

    【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Standard

    開催日お問い合わせください
    • SOLIDWORKS Plastics
    • 操作スクール
    • オンライン
  • 【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Professional

    【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Professional

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    • オンライン
  • 【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Premium

    【オンライン】SOLIDWORKS Plastics Premium

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    • SOLIDWORKS Plastics
    • 操作スクール
    • オンライン

Price 価格

価格は「製品お問い合わせ」よりお問い合わせください。

FAQ よくある質問

Q. 材料データのメルトフロレート(MFR)の値を変えても解析結果が変わりません。不具合でしょうか?

A. メルトフローレートは樹脂の流動性の指標の1つですが、SOLIDWORKS Plasticsの樹脂流動解析の計算には使用されません。充填解析では粘度データが使用されます。
メルトフローレートはほぼ静的な状態で測定されるため、実際の成形時の挙動とは相関性がない場合もあります。

Q. アセンブリモデル(.sldasm)で解析できますか?

A. SOLIDWORKS Plasticsはパーツファイル(.sldprt)のみに対応しています。アセンブリファイル(.sldasm)のうち解析に必要な部品のみをマルチボディのパーツファイルとして保存し直すことで解析実行可能です。

Q. 解析にかかった時間は確認できますか?

A. 解析実行後に生成されるログファイルで確認できます。

Q. 冷却解析は必ず行う必要がありますか?

A. SOLIDWORKS Plasticsでは、冷却解析を行わなくても充填解析や保圧解析、反り解析を実行可能です。ただし、金型は成形サイクル中どこでも常に設定された一定の温度として計算されます。製品形状や成形条件、金型構成によっては冷却解析が解析精度に大きく影響することがあります。

Q. 樹脂データの登録数はどれくらいありますか?

A. SOLIDWORKS Plasticsの材料データベースには熱可塑性樹脂の材料が約4,000種類登録されています。また、材料の物性値が分かれば追加登録も可能です。
樹脂流動解析で使用する材料データの用意が難しい場合、CAEソリューションズでは、材料測定からデータフィッティングまで行う「樹脂材料データ測定サービス(PMMS)」を提供しています。

Q. SOLIDWORKS Plasticsの使い方についての資料はありますか?

A. SOLIDWORKS Plasticsをインストールすると、全11章からなる基本操作のチュートリアル(PDF)を閲覧できます。
またCAEソリューションズでは、ソリッドワークス社が発行しているSOLIDWORKS Plasticsトレーニングマニュアルを使用して、各グレード(Standard, Professional, Premium)の機能に沿った操作スクールも開催しています。

Q. SOLIDWORKS Plasticsのインストール方法を教えてください。

A. 製品導入後、インストーラをダウンロード可能です。SOLIDWORKS PlasticsなどのアドインツールはSOLIDWORKS(CAD)のインストーラにすべて含まれています。インストールを行う際に必要なアドインを選択することで一緒にインストールできます。
インストールマニュアルはソリッドワークス社のウェブサイトでダウンロード可能です。
SOLIDWORKS アドミニストレーションガイドページ
[SOLIDWORKS Version:] で希望のバージョンに切り替え、[SOLIDWORKS インストールとアドミニストレーションガイド] をクリックするとPDFで表示されます。

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