Universal File Format Module
DADiSP/UFFモジュールはダイアログベースのモジュールで、Universal File format (UFF) データの読み込みと保存ができ、ファイルサイズやチャネル数によらず対象となります。
DADiSP/UFFモジュールはASCII UFF Type 58 や Binary Type 58bファイルにより保存されたすべてのチャネルをインポートすることができ、必要なサンプリングレートや単位を自動的に割り振ります。さらに、単一または複数のシリーズをUFF Type 58および58bファイルへエクスポートすることも可能です。
主な機能
- 簡単なユーザーインターフェース
- UFFファイルをすぐにインポート
- サイズによらないファイルの読み込み
- ASCII UFF Type 58とBinary Type 58bフォーマット形式に対応
- インポートしたチャネルを自動で可視化表示
- 複数のシリーズをUFF Type 58および58bファイルへエクスポート
新規特徴
DADiSP / UFF 3.0モジュールでは、一つまたは複数のデータシリーズをASCII Type 58とバイナリ形式のType 58bフォーマットでエクスポートします。新しいシリーズは既存のUFFフォーマットに追加される形になり、元のインターバルやXYシリーズが保存されます。実数と虚数のデータは32ビット(単精度)または64ビット(倍精度)のUFFフォーマットに対応します。 さらに、UFFのインポートはASCII形式とバイナリ形式の両方に最適化されています。大きなUFFファイルも10倍の処理速度を保ちます。
DADiSP / UFF 3.0モジュール
DADiSP / UFF 3.0
- 複数のシリーズをASCII Type 58とバイナリ形式のType 58bのUFFフォーマットでエクスポートします。
- 実数または虚数表示のインターバルやXYシリーズを保存します。
- 32ビットと64ビットのUFFフォーマットに対応します。
- ASCIIまたはバイナリ形式の大きなデータも最適化してインポートします。
機能詳細
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Universal File Format
Universal File format (UFF)は、1960年代後半から1970年代前半にStructural Dynamics Research Corporation (SDRC)で開発されました。開発理由は、コンピュータ支援設計(CAD)とコンピュータ支援検査(CAT)の間でのデータの受け渡しを容易にすることです。 UFFファイルはマルチなフォーマットで構成されており、各フォーマットは80の文字(FORTRAN card image)のASCIIコードで指定され、各UFFフォーマットは分離記号によって固有の順序で並びます。
データの中の設定は一つのUFFファイルに保存されます。各設定の開始は”-1”で示され、右詰め、1~6列になります。次のラインはユニバーサルデータセット数/タイプを示し、 各タイプは与えられたヘッダー情報とデータのフォーマットをもつのでそれぞれ異なります。 -
UFF Type 58
最も一般的に使用されているフォーマットは、UFF Type 58またはNodal DOFの関数です。UFF Type 58はダイナミックな試験データのために設計されたものでDADiSP/UFFモジュールに対応しています。さらに、バイナリ形式のUFF Type 58bフォーマットにも対応しているため、バイナリ形式によるデータの保存が可能です。
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UFFインポート
DADiSP/UFFモジュールはUFF Type 58やType 58bのデータファイルをインポートし、自動的にサンプリングレート、オフセット、単位を各チャネルに設定します。複数のデータは、DADiSPの個別のデータシートに保存されます。インポートされたチャネルは個別のウィンドウへ読み込まれ、一つのウィンドウへ統合されます。
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UFF エクスポートシリーズ
DADiSP/UFFモジュールは、一つまたは複数のDADiSPシリーズをASCII Type 58とバイナリ形式のType 58bのフォーマットに保存します。新しいシリーズは既存のUFFファイルに追加されます。
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UFFデータフォーマット
Type 58とType 58bのインターバルとXYシリーズデータがインポートまたはエクスポートできます。実数と虚数データは両方とも、32ビット(単精度)または64ビット(倍精度)のUFFフォーマットに対応します。
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簡単なメニューインタフェース
DADiSP/UFFモジュールは、DADiSPのワークシートを用いて動作し、ボタン操作でアクセスします。UFFユーザーインターフェースは重要なファイル情報を表示し、自動的にUFFチャネル名を適切なDADiSPシリーズ名にします。
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完全な解析システム
DADiSPは、UFFデータを使用した完璧な解析、表示、処理環境をサポートします。 DADiSP/UFFモジュールをDADiSPに取り入れることで、SPL、マクロ、コマンドファイルを通してデータインポートおよび解析アプリケーションを自動化して使用することが可能になります。
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動作環境
DADiSP/PNRFモジュールの使用には、DADiSP 6.5 B04以上の動作環境が必要です。アップデートのご相談は弊社までご連絡下さい。
DADiSP/UFF 関数
DADiSP/UFF は完全なダイアログベースのモジュールです。下記の関数はスタンドアローンで動作し、UFFファイルをインポートまたはエクスポートすることができます。
PNRF関数
uffexport | 一つまたは複数のシリーズをUFFファイルとしてエクスポートします。 |
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uffimport | 一つまたは複数のデータセットにUFFファイルをインポートします。 |