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SOLIDWORKS Plastics 新機能紹介

SOLIDWORKSは毎年最新バージョンをリリースしており
設計の生産性を向上させることに重点を置いた機能強化・操作性改善を行っています。
SOLIDWORKS Plasticsにおける新機能をご紹介します。

SOLIDWORKS Plastics 新機能紹介

 

◆ SOLIDWORKS Plastics 2025

SOLIDWORKS Plastics 2025では、機能強化により解析業務をよりスピーディに行えます。

これらの機能はすべてのSOLIDWORKS Plasticsユーザーが利用することが可能です。

詳細はメーカーサイトでご確認いただけます。(SOLIDWORKS Plastics - 2025 - SOLIDWORKS 新規機能)

 

充填解析の機能強化

  • ショート ショットの場合でもウェルドラインとエア トラップを予測した表示が可能になりました。

    例えば、図のように充填解析にてショート ショットが発生した場合も予測されるエアトラップが表示されます。

  • 等値面モードでの充填時間アニメーションのレンダリング機能が強化され、多数の要素を持つ大規模なモデルでの表示が改善されました。
  • SOLIDWORKS Plastics 2025 充填解析の機能強化

ヒケ予測の向上

  • 新しいヒケソルバの導入により、ヒケの位置と深さをより正確に予測します。

    注)新しいヒケソルバはソリッド要素のみに対応しています。シェル要素に対しては2024までのヒケソルバが使用されます。

  • 新しいヒケソルバは、ヒケの要因となる形状を解析した後、ヒケ深さを予測する局所的な解析を行います。

    ヒケの要因となる形状(リブ、ボス、溶接リブ、内部フィレットなど)

  • ヒケに関わる各解析結果の項目が変更されました。
    • 充填結果:名称変更 「ヒケ」→「充填終了時のヒケ推定」
    • 保圧結果:結果項目追加 「離型時のヒケ」
    • 反り解析:結果項目削除 「ヒケプロファイル」
  • SOLIDWORKS Plastics 2025 ヒケ予測の向上

そりの原因の特定

  • そり解析の結果に、そりの原因を特定するのに役立つ結果プロットが追加されました。
  • 追加された結果プロットは、そりの原因となる「不均一収縮」「冷却差」「繊維配向効果」の3つの結果を出力します。

    注)「不均一収縮」「冷却差」「繊維配向効果」の3つの結果はソリッドメッシュのみ出力されます。

  • 主要な原因を特定し有効な対策をとれば、そりの軽減につながります。
  • SOLIDWORKS Plastics 2025 そりの原因の特定

材料データベースの更新

  • 365 個の新しい材料グレードが追加、142 個のグレードが更新されました。
  • また、370 個の古いグレードがデータベースから削除されました。

◆ SOLIDWORKS Plastics 2024

SOLIDWORKS Plastics 2024はより使いやすくなり、効率的な作業が可能になります。

これらの機能はすべてのSOLIDWORKS Plasticsユーザーが利用することが可能です。

詳細はメーカーサイトでご確認いただけます。(SOLIDWORKS Plastics - 2024 - SOLIDWORKS 新規機能)

 

バッチマネージャーの機能向上

  • プロパティマネージャー内のインターフェースが改良され、より分かりやすく整理されています。
  • 解析タスクのCPU最大数の指定や、各タスクのシミュレーションタイプ、タスクの追加、実行などの設定がわかりやすくなりました。

複数結果表示

  • 解析結果を分割ビューパネルを使用して最大4つの異なるプロットを1画面上に表示することができます。
  • 結果フォルダを右クリックし、結果を比較コマンドを選択することで、2つまたは4つに画面を分割し、それぞれ異なる結果を表示することができます。

圧力依存粘度を持つ材料

  • 充填および保圧シミュレーションで、圧力依存性粘度を持つ材料がサポートされました。
  • 圧力依存粘度を持つ材料はプラスチック材料データベースに情報アイコンが表示されています。
  • この機能を使用することで、長い流量長を含む部品や薄い壁を含む部品など、高い射出圧力が必要な解析で利用することができます。