WAV オーディオ モジュール
DADiSP/WAVは、DADiSPワークシートに組み込まれ、ディジタル オーディオデータの解析、表示、および処理環境を提供します。また、DADiSP/WAVは、簡単なポップアプメニューとシンプルな一行の関数によって、ディジタル オーディオデータの読み込み、書き込み、編集を実現します。
DADiSP/WAVモジュールは、8/16ビット モノ/ステレオ データ ファイル対応の標準PCM WAVファイルフォーマットをサポートします。
主な特徴
- シンプル ユーザーインターフェース
- PCM WAV ファイル サポート
- PCM WAVを読み込み、書き込み、再生
- DADiSPウィンドウからの波形は、Windows Media Playerで直接再生可
- モノ、ステレオ サポート
- データは、信号/ノイズ レシオを最適にするため自動的にスケールされる
- 標準8/16/32ビットで量子化、あるいはユーザー定義の量子化とフォマット
WAV 3.0の新機能
DADiSP/WAV 3.0では、ユーザーインターフェースを新しくデザインし、作成、読み込み、書き込み処理、PCMと圧縮、拡張されたWAVファイルの操作性を向上させました。DADiSPで作成した波形はWindows Media Player、WAVファイルに対応したアプリケーションから再生することが可能です。また、直接見ることも可能です。波形データは自動的にスケール調整され適切なS/N比を与えます。 シリーズは標準の8、16、24、32ビットの分解能やユーザー定義の分解能で量子化することができます。また、ビット形式はカスタムアプリケーションによって定義されます。さらに、32bit単精度と64bit倍精度の両方の浮動小数点形式に対応しています。モノラル、ステレオ、マルチチャンネルのWAVファイルの読み込み、書き込み、再生が行えます。 WAVファイルの読み込みはμ-Law、A-LawアルゴリズムのWAVファイルの解凍に対応し、任意のμ-Law、A-Lawアルゴリズム書き込み時の圧縮にも対応しています。
WAV 2.0の新機能
- 効率化されたインターフェース
- 波形データの自動スケール調整
- 標準またはユーザー定義の分解能による量子化
- PCM24や32ビット整数値に対応
- 拡張32ビット単精度浮動小数点に対応
- 拡張64ビット倍精度浮動小数点に対応
- μ-Lawアルゴリズムの圧縮と解凍に対応
- A-Lawアルゴリズムの圧縮と解凍に対応
- マルチチャンネルのWAVファイルの読み込みと書き込みに対応
- WAVファイルの直接またはプレイヤーによる出力
- DADiSP/WAV Version 2.0ではPCM.WAVファイルの作成・読み込み・書き込み・再生の処理を効率化しました。
- DADiSPからの波形は全てWindows Media PlayerやWAVに準ずるアプリケーションを直接的に使用することができます。
- シリーズは標準8/16/32ビットもしくはユーザー指定の分解能で量子化することが可能です。
WAV 2.0の特徴
- 効率化されたインターフェース
- Media Playerとの直接的な互換性
- 波形のオートスケール
- 標準もしくはユーザー定義による量子化・フォーマットが使用可能
機能詳細
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WAV デジタルオーディオモジュール
DADiSP/WAVはDADiSPワークシート上にデジタルオーディオ処理環境を提供する、メニュー形式のユーザーインターフェースです。存在するWAVファイルに対して、読み込み・処理/修正をすることが可能です。WAVファイル形式で新しいファイルを作成することもできます。DADiSP/WAVはWindowsで動く他のWAVプレイヤーにも対応しております。
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WAVデータの読み込み・書き込み・作成・再生
どんなWAVファイルもDADiSPのウインドウに表示・処理することが可能です。DADiSPの持つ大規模な波形処理能力によって、新たなWAVファイルを作成することも可能です。WAVファイルは8/16ビット形式(モノラル/ステレオ)で書き込むことができ、振幅の自動スケーリング機能によって最適なSN比のオーディオファイルを作成することが可能です。更に複雑な波形処理を行うために必要な全てのシリーズの統計的な結果を表示することも可能です。
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使いやすいインターフェース
各作業はDADiSPのポップアップメニューやコマンドラインに直接命令することで利用可能です。パネルへの入力方式のメニューによってユーザーの作業を高速かつ効率的なものにする、使いやすいインターフェースを実現しました。
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オープンソース
DADiSP/WAVは全てSPLで書かれています。SPLはDADiSP内で実行できる言語です。これらの作業によって、ユーザーが指定するアプリケーションのカスタマイズを行うために必要なユーザー定義の関数とメニューを組み込むことができます。SPLソースコード・変数定義・メニューの全ては、ASCIIフォーマットで、アプリケーションのカスタマイズを簡単に行うことができます。
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お願い
DADiSP/WAVはDADiSP 6.5 B01もしくはそれ以上のバージョンに対応しています。DADiSPのバージョンアップをご希望でしたら、我々までご連絡下さい。
WAVモジュールの関数
DADiSP/WAVはWAVファイルの読み込み・書き込み・再生・データのスケーリングを行うためにいくつかの関数を用意しています。
WAV 関数
readwav | WAVファイルをウインドウへ直接読み込みます。 |
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writemono | 1つのチャンネルのWAVファイルシリーズを書き込みます。 |
writestereo | 2つのチャンネルのWAVファイルの2つのシリーズを書き込みます。 |
playmono | 1つのチャンネルのWAVファイルを再生します。 |
playstereo | 2つのチャンネルのWAVファイルを 同時に再生します。 |
Playwav | 1つまたは複数の列シリーズを直接再生します。 |
normalize | NビットのWAVファイルの量子化を行うためにシリーズを正規化します。 |